都会のドローン空撮はそのほとんどが飛行禁止区域に指定されていたり、当然住宅密集地や人口密集地ということで、なかなか実現が難しいと言わざるを得ません。 特に大都会東京は首都機能もあり、ドローン空撮の認可を得るのも大変ハードルが高い場所です。
今回はそんな東京都内での業務目的でのドローン空撮で美しい景色を撮ってみたいとお考えの 方に少しでも参考になればと理想的なロケーションリサーチをしてみました。 東京付近の業務でのドローン空撮の参考にご覧いただければ幸いです。
— 【2017年7月20日追記:国交省許可申請と施設・土地者所有者への確認につきまして】 本記事では、作成時点において国土地理院地図上で人口集中地区に「該当するか、しないか」を調査し、この基準において「国土交通省への事前申請が必要か、不要か」を記載しております。人口集中地区に該当しないため国土交通省に申請が不要な場所でも、施設・土地の保有者に飛行や撮影の可否をご確認いただく必要がありますのでご注意ください。また、祭礼、縁日など多数の人が集まる催しの際、第三者や第三者の建物や車両の30m以内を飛行する際、夜間飛行をする際などは人口集中地区外であっても国土交通省への申請が必要です。申請が必要な条件の詳細や方法などにつきましては、下記ウェブサイトをご参照ください。 » 無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール|国土交通省 —
1. 東京近郊のドローン空撮おすすめスポット
1−1. 東京都 レインボーブリッジ周辺
景観5段階評価 5
時期 年中
時間帯 朝 昼 夜
国交省許可申請
必要 飛行禁止区域(人又は家屋の密集している地域の上空の飛行許可・夜間飛行許可)
東京といえば、レインボーブリッジはシンボル的建造物です。周辺には東京ベイエリアが広がり、お台場地区や晴海埠頭、芝浦ふ頭など良く見かける風景があります。
レインボーブリッジ付近の海上上空から見渡す東京中心部は大都会のイメージが空撮できる唯一のスポットです。この周辺は夜景スポットしても大変魅力的です。
もちろんこの周辺の離発着場所にあたる部分はすべて国交省の飛行禁止区域になります。 周辺にはヘリポートも多く点在します。
業務においてドローン空撮を行う際は国交省はもちろんのこと離発着場所の土地所有者や管理者の許可や警視庁及び空港事務所への届け出と許可を得る必要があります。
交通手段は車又都営地下鉄、ゆりかもめ、東京モノレールなど多岐にわたります。
出展 :スィリプラパー トウミー
1−2. 東京都 東京スカイツリー隅田川周辺
景観5段階評価 5
時期 年中
時間帯 朝 昼 夜
国交省許可申請
必要 飛行禁止区域(人又は家屋の密集している地域の上空の飛行許可・夜間飛行許可)
東京のシンボル的建造物は他にも多くありますが、東京スカイツリー周辺も間違いなく東京をイメージできる風景でしょう。スカイツリーに近ずくよりも少し離れた隅田川上空から空撮した方がスカイツリー全景を収めることができ安全性の面でも若干の安心感はあります。
夜間飛行の許可が取れたならば夜間もスカイツリーをはじめ周辺の夜景はとても綺麗な景色となるでしょう。もちろんこの周辺の離発着場所にあたる部分はすべて国交省の飛行禁止区域になります。
業務においてドローン空撮を行う際は国交省はもちろんのこと離発着場所の土地所有者や管理者の許可や警視庁への届け出と許可を得る必要があります。
交通手段は車又都営地下鉄、JR線、バスなど多岐にわたります。
出展 :東京デート
1−3. 東京都 お台場周辺
景観5段階評価 5
時期 年中
時間帯 朝 昼 夜
国交省許可申請
必要 飛行禁止区域(人又は家屋の密集している地域の上空の飛行許可・夜間飛行許可)
東京ベイエリアでドローン空撮するとすれば、お台場周辺ははずせないでしょう。 おなじみのフジテレビやアクアシティー、デックス東京ビーチなどの街並みとお台場ビーチのあたりは海外の景色のような風景が撮影できます。
付近の東京湾にはレインボーブリッジや海上バスなどの船舶も通行するので空撮映像としての雰囲気もいい感じが出るでしょう。夜間が可能なら、パレットタウンの大観覧車のイルミネーションなども良いでしょう。
もちろんこの周辺の離発着場所にあたる部分はすべて国交省の飛行禁止区域になります。 業務においてドローン空撮を行う際は国交省はもちろんのこと離発着場所の土地所有者や管理者の許可や警視庁への届け出と許可を得る必要があります。
交通手段は車又都営地下鉄、JR線、バスなど多岐にわたります。
出展 : TOKYO おでかけガイド
1−4. 東京都 青梅市御岳山周辺
景観5段階評価 4
時期 年中
時間帯 朝 昼
国交省許可申請
不要 飛行禁止区域外
東京都にもこんな場所があったのかとまず驚くのは青梅市にある御岳山です。ここには御岳山登山鉄道というKEIO電鉄の登山列車が走っています。 周辺の美しい大自然の山々の中を走る御岳山ケーブルカーはドローン空撮の絶好スポットです。
この地区は、国交省の飛行禁止区域には入っていませんが、多摩甲斐国立公園の一部ですので業務におけるドローン空撮の場合は然るべきセクションへの届け出と許可は必須です。
周辺には御岳山集落などもありますので、住宅密集地の上空をフライトさせる可能性も出てきます。できれば国交省の該当許可を得てからフライトさせるべきでしょう。
交通手段は車又は電車になります。 JR青梅線御嶽駅下車後徒歩2.6kmで御岳登山鉄道乗り換えになります。車の場合も御嶽駅周辺に駐車して同ルートでの登山となります。
1−5. 東京都 西多摩郡檜原村 払沢の滝周辺
景観5段階評価 4
時期 年中
時間帯 朝 昼
国交省許可申請
不要 飛行禁止区域外
日本の滝百選にも選ばれている払沢の滝は関東地区では有名な滝の一つです。落差は4段で約60mもあります。 流れる水も透明度が高くとても美しい沢となっています。厳冬期には美しく氷結することもよく知られています。
この地区は、国交省の飛行禁止区域にはなっていませんが、森林に囲まれたロケーションですのでドローンのフライトには樹木や枝などの障害物への接触などに注意が必要です。 また地形的にGPSが取れない可能性もありますのでドローンの挙動には十分注意して操作する必要があります。
交通手段は車又は電車になります。 JR五日市線の武蔵五日市駅で下車、西東京バスに乗り換え払沢の滝入口にて下車し徒歩15分です。車の場合は首都圏中央連絡自動車道の日の出インターチェンジで下車し永田橋通り184号線から31号、33号線と走り檜原村役場方面へ
出展 : パワスポ
1−6. 東京都 江東区清澄庭園周辺
景観5段階評価 3
時期 年中
時間帯 朝 昼
国交省許可申請
必要 飛行禁止区域
清澄庭園は有名な紀伊国屋文左衛門の屋敷跡を三菱財閥の創業者岩崎弥太郎が買い取り整備し、後に東京都に寄贈した歴史ある建造物と日本庭園です。 趣のある池と松などの植樹があり季節ごとの雰囲気が味わえる庭園になっています。
この場所は、都内江東区内にあり国交省の飛行禁止区域に指定されています。周辺は住宅や企業のビルなどが密集する地区ですので、国交省の所定の許可はもちろんのこと、業務にてドローン空撮する場合は然るべき手続きを行い、庭園の管理事務所などの許可を得てからとなります。
交通手段は車又は電車になります。 東京メトロ半蔵門線清澄白河駅または、都営大江戸線清澄白河駅下車です。
出展 : Find Travel
1−7. 東京都 小笠原村 父島周辺
景観5段階評価 5
時期 年中
時間帯 朝 昼 夕方
国交省許可申請
不要 飛行禁止区域外
小笠原村の父島は小笠原諸島の中で一番大きな島になります。ここが東京都とは誰もが驚くロケーションです。それもそのはず、東京港から約1000kmも離れた南海の島です。 交通手段は1週間に1本の船しかなく東京竹芝桟橋から25時間半かかります。
この父島の魅力は何といっても世界自然遺産にも登録された美しい自然です。ボニンブルーと呼ばれる青く透き通った海と真っ白な砂浜。小笠原独特の生態系に生息する動植物など貴重な自然ばかりが広がります。
この地区は国交省の定める飛行禁止区域外です。人口密度も低く、ドローン空撮は割と自由に行えるロケーションと言えます。 但し、民家や学校などもありますから場所によっては30mルールは必ず守りフライトする必要があります。
交通手段は船舶だけとなります。 東京竹芝桟橋から小笠原丸に乗船し25時間半の船旅になります。 船に乗り慣れた人でも酔い止めは必須になります。
尚、船の都合上6日間は島に滞在することになりますし、9月、10月頃は台風など天候によっては欠航になる場合もありますのでスケジュールの余裕を持って行く必要があります。
出展 : Travel.jp
1−8. 東京都 小笠原村 聟(むこ)島周辺
景観5段階評価 5
時期 年中
時間帯 朝 昼 夕方
国交省許可申請
不要 飛行禁止区域外
聟島は父島の北側68km離れた場所にある無人島です。この島には人は住んでいないので、全く手付かずの大自然が島全体に残っています。
大自然と全く手付かずの海のきれいさは聟島ならではです。まさに地球誕生のルーツを彷彿とさせる絶景が広がります。ドローン空撮ができたならどこを撮っても必ず絵になります。
もちろんこの島周辺はなんの規制にも掛かっていませんので、東京都といえども自由にドローンをフライトでき絶景が空撮できるポイントとなります。
交通手段は結構大変です。船の東京竹芝桟橋からの直行便はありませんので、一旦父島に小笠原丸で渡り、父島で自分で船をチャーターするかツアーに参加する必要があります。 ですので父島同様スケジュールに十分な余裕をもって行く必要があります。
出展 : Hatena Fotolife
1−9. 東京都 西多摩郡 奥多摩湖周辺
景観5段階評価 3
時期 秋
時間帯 朝 昼
国交省許可申請
不要 飛行禁止区域外
奥多摩湖は多摩川を小河内ダムでせき止めてつくられた人造湖で、都民が利用する水のうち約2割はこの奥多摩湖の水が使われています。
人造湖でありながら、周囲の豊かな自然との調和が素晴らしい光景を生みだしています。春の桜、夏の新録、秋の紅葉と季節ごとに色鮮やかな景色を楽しむことができます。
この場所は、国交省の定める飛行禁止区域には指定されていません。ただシーズンによっては観光客が多く訪れている場合もありフライトには注意してください。
交通手段は車か電車になります。 電車の場合は、JR青梅線奥多摩駅から西東京バス奥多摩湖方面行きで16分程度です。バス停奥多摩湖下車すぐです。車の場合は青梅街道を奥多摩湖方面にすすみます。
出展 : RETRIP
1−10. 東京都 八丈町 三宅島周辺
景観5段階評価 4
時期 年中
時間帯 朝 昼
国交省許可申請
不要 飛行禁止区域外
三宅島は東京都でありながら、富士火山帯に含まれる活火山です。島内には繰り返し起こっている噴火の爪痕が各所に残っています。 自然の脅威の爪痕を目の当たりにできるロケーションです。
この島は一部が三宅島空港の空域となるため島の東側半分は基本的にフライト不可になっています。業務でドローン空撮する場合は現地空港事務所に届出を出す必要があります。
西半分はほぼほぼ問題なくフライトさせることができますが、業務による空撮の場合は前もって三宅村役場の所管に届け出るほうが良いでしょう。
交通手段は飛行機、ヘリコプターまたは船になります。 詳しくは三宅島観光協会のホームページをご覧ください。
出展 : GO TOKYO
2. 東京近郊のドローン空撮おすすめスポットまとめ
東京都内のドローン空撮おすすめスポットをリサーチしてみましたが、都内中心部付近は業務空撮といってもなかなか関係各所の許可取得においてはハードルが高いようです。
西多摩方面や離島方面は都内に比べて圧倒的にフライトさせやすいといえます。 東京都には意外な大自然の絶景があることが今回のリサーチを通じて発見できましたので東京都であっても大自然のドローン空撮は可能です。 東京都内で業務にてドローン空撮をする際のロケーション探しの参考にしていただければと思います。
3. 他県のドローン空撮スポット10選
各県のドローン空撮スポットをまとめています。撮影の際の参考にご活用ください。
3-1. 岡山県
3-2. 広島県
3-3. 山口県
3-4. 愛媛県
3-5. 群馬県
4. 関連記事一覧
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4-1. ドローン空撮会社の選び方
『クライアントの96%が得をした。ドローン空撮会社を選ぶ7つのチェックポイント。』
4-2. ドローン空撮料金の内訳
『知らないと絶対に損する。ドローン撮影料金の内訳を5社徹底比較。』


